タコ釣り(オクトパッシング)とは
タコ釣り(オクトパッシング)は最近人気になりだしたルアーを使ってタコを釣ること。
基本的に底を探る釣りなのでキャスティングの技術があまり重要にならないので、子供や女性でも手軽に始められる。
その代わりに、タコの強力な吸盤により糸が切れたり、海底にある岩や海藻でルアーがロストしやすいデメリットもあるのでタコ釣りに行くときはルアーは多めに持っていこう。
タコは船釣り、堤防などからの岸釣りの両方釣ることが出来ますがここでは1番お手軽な堤防からのタコ釣りを紹介したいと思います。
タコは漁協権の対象
タコ釣りをやる前に注意してほしいことが、漁業権についてです。
タコは漁業権の対象なので獲ってもいい地域や漁港が決まっています。
下記記事で全国の漁業権の対象の調べ方を詳しく説明しているので確認をしてください。
タコは高級魚!!!
スーパーなどで見かけるタコ(国産のマダコ)の相場は 100g・・・400円 前後です。
他の釣りの対象魚種と比べたらかなり高級な部類になります。
高級な理由はタコは回遊魚ではないので各地域ごとに捕れる量の上限があるから。
タコは海底の岩の隙間などに住み着く生き物なので、捕りきってしまえばそれでおしまいになります。回遊魚のようにまた戻ってくることは少なく、育つのにも時間がかかるのでこれが高級な理由と漁業権の存在する理由に繋がっています。
スピニングタックル or ベイトタックル
おすすめはダントツでベイトタックル!!!
理由は
- リールの剛性が高いこと。
- 巻き上げパワーがスピニングよりあること。
- サミングしながら落とし込み出来ること。
- フォール中の糸ふけをコントロールしやすいこと。
- 手返しがいいこと。
おすすめタックル
初心者・お試し用
はじめからPEラインも付いているお得なスピニングセット。
とりあえず、初めたい方にはおすすめです!
イチオシ ベイトタックル
タコ釣りに特化したタックルの中でもコスパと性能のバランスを合わせたものを紹介します。
フネXT 150P-OPのメリットは
- ドラグ力が高い・・・MAX9kg(海底の岩や牡蠣に張り付いたものを剥がして釣り上げることが可能)
- マグフォースがついているのでバーチカルな落とし込みの釣りとキャストの釣りの両方に対応可能
- 実売1万円ちょっとで高コスパ
- 右巻きモデルについては、PE3号150m付きもありコスパよく始めることが可能
アブガルシア ロッド タコスフィールド TKFC-762Hのメリットは
- 陸っぱりタコ専用設計なので、堤防のへち釣り、キャストしての投げ釣りの両方に高次元で対応
- リールシートからグリップエンドまでが短くなっているので、袖に引っかかりにくく取り回しが良い
- 軽さとパワーのバランスが良い
- 実売1万円ちょっとで高コスパ
おすすめルアー
タコゆらハンター Sサイズ
堤防のへち釣り(堤防の護岸際釣り)の定番。
個人的には初心者・上級者問わず使いやすいのでイチオシです。
水深5m前後までのバーチカルな釣りになるので重いLサイズよりも軽いSサイズの方があたりが取りやすくなるのでおすすめです。
餌木系のルアーに比べて針が太軸の6本針なのでたこが乗りやすくバレにくいのも特徴です。
タコやん
タコ釣り定番ルアー。
キャストしてリフトアンドフォールやシェイクアンドステイで釣ります。
とりあえず迷ったらコレ!!
デビルクラッカー
バス釣りの直リグやダウンショットリグのようにして使うルアー。
ゆらゆらと漂うようにして誘うルアーでよく釣れます。
デビルエイトクロー
根掛かり回避性能ナンバーワンのルアー。
根掛かりが多い釣り場で広範囲にキャストして探らないと行けないときに活躍するルアーです。
必須アイテム ラインブレイカー
タコ釣りには絶対必要な
タコが海底の護岸や岩に張り付いてしまった場合でも引き剥がせるようにタコ釣りではPE3号~4号とかなり強い糸を使います。
根掛かりした時やタコに張り付かれた時、そのまま手や竿・リールで力まかせに引っ張ってしまうと怪我やロッドの破損・ベイルアームの破損・スプール軸の変形などにに繋がります。
絶対にラインブレイカーは持って行きましょう!
自作するのもおすすめです。
直径15mmの丸棒と一般的な内径15mmホースで簡単に作れます。
両方100均で揃うので自作が出来る方にはおすすめです。
PEライン
タコ釣りはPEラインについてはそんなにシビアになる必要はないのでこまめに切ったりライン交換できるコスパが良いものがおすすめです。
4号前後を使う人が多く、タコが張り付いても岩ごと引き抜ける強度があります。
ルアーの結び方はダブルエイトノットで直結がおすすめ
最後に
釣りを釣る時は必ずライフジャケットを着用して安全に心がけるようにお願いします。