後悔する前に見て欲しい！
マンション、アパートなどの集合住宅に引越しをする前に確認したいネット環境
結論から言うと､インターネット環境は
① NTTフレッツ光の提供エリア であること
② マンションの配線方式が『光配線方式』でること
の物件を選ぶと間違いない！です。
この記事では ② マンションの配線方式が『光配線方式』の解説と内見の際に事前確認する方法となぜ選んではいけないかの理由を記載していくのでチェックしてみて下さい。
【配線方式とは】光回線でも配線方式によって速度が異なる！
配線方式とは････
マンションやアパートなどの集合住宅に光配線を引き込む場合､一旦､建物の配線が集合している『配電盤(MDF)』に引き込んでから各部屋に配線をしている｡
配電盤から各部屋までの配線の種類によって
① 光配線方式 ② LAN配線方式 ③ VDSL配線方式 の3種類に分けられる。
一般的には『自宅のインターネットの契約は光回線だから速度は絶対大丈夫のはず！』だと考えると思うのだが､実は光回線でもマンションの建物に光回線が入ってから各部屋までの屋内の配線方式によって速度が違う｡しかも、遅い速度の物件に当たったからといって料金がやすくなるわけではないので、損をしないように注意して欲しい！
分かりやすい図をNTT西日本のページから引用させて貰っているので説明と合わせて見て欲しい。
【解説】① 光配線方式
光回線→配電盤(MDF)→光回線
建物内の各部屋まで一本の光回線が通っているので、通信品質が1番高く速度が速い。
速度 下り1Gbps〜 (速いものは10Gbpsのプランもあり) 上り1Gbps〜
【確認方法】① 光配線方式
物件の内見の際には壁に『光コンセント』が付いていることを確認しましょう｡
写真のようにコネクターが刺さる部分に『光』の文字が書いてあるのが確認出来れば大丈夫です｡
通常は光コンセントが部屋にあれば光配線方式なのですが､心配な方は不動産屋や大家さんに確認するか､光コラボレーションモデル(光コラボ)[ドコモ光､ソフトバンク光､楽天光､OCN光ビックローブ光､So-net光などのNTTの光回線網を利用した光回線]を扱っている携帯ショップや家電量販店にて確認してもらいましょう｡
光コラボを案内できる業者の担当の方に『建物の住所と部屋番号』を伝えて｢マンションタイプの確認をして配線方式を教えて欲しい｣と伝えましょう｡
【解説】② LAN配線方式
光回線→配電盤(MDF)→LANケーブル
① 光配線方式と違い建物内の配線がLANケーブルになっています。
『無料インターネット完備』とか『インターネットが入居後直ぐに使える』といった物件に採用されているケースが多い傾向にあります。
速度 下り100Mbps〜 上り100Mbps〜
【確認方法】③ LAN配線方式
LAN配線方式の場合は電話回線を使うので､LANポートと呼ばれる『LAN』というマークが付いている差し込み口があります｡
LAN配線方式の実質速度の多くは100Mbps以下になります。
ネットサーフィンやショッピング程度なら問題はありませんが、オンラインゲームでは速度が足りず安定してゲームが出来ない事例が多いです。
もうすでにLAN配線方式の住宅に入居されている方やどうしても引越をされる方には下の｢ドコモ HOME 5G｣がデータ利用量の制限がなく据え置き型Wi-Fiの中でも最速の部類なのでオンラインゲームにも対応出来ます！
【解説】③ VDSL配線方式
光回線→配電盤(MDF)→電話回線(メタルケーブル)
① 光配線方式と違い建物内の配線が電話回線(メタルケーブル)になっています。
VDSL配線方式は古いマンションに多く、賃貸よりも分譲の方がこの配線方式になっている場合が多い。
速度 下り50〜100Mbps 上り〜50Mbps
【確認方法】③ VDSL配線方式
VDSL配線方式の場合は電話回線を使うので､モジュラージャックと呼ばれる『電話機のマーク』や『TEL』が付いている差し込み口があります｡
VDSLは速度が全然出ないのでおすすめ出来ません。
もうすでにVDSLの住宅に入居されている方やどうしてもVDSL物件に引越をされる方には下の｢ドコモ HOME 5G｣がデータ利用量の制限がなく据え置き型Wi-Fiの中でも最速の部類なのでおすすめ！
まとめ
- 集合住宅の光回線は『光配線方式』１択！
- 内見の際にマンション内のコンセント部分に『光コンセント』があるのを確認する！
- 確認できない場合は携帯ショップや家電量販店の光回線の担当者に『マンションタイプが光配線方式か確認したい』と聞く！
- 光配線方式の用意がない場合はホームWi-Fiの『ドコモ HOME 5G』 がおすすめ