用意するもの
必須アイテム
・張替え用のタイヤゴム
ブラーバの替えのタイヤゴムははじめから円になっているものと板状になっているタイプがあります。
交換作業自体は円形になっているタイプのほうが失敗が無く簡単なんですが、板状のタイプの方がコスパがいいです。
意外とタイヤの摩耗も早く、タイヤがボロボロのまま使っているとタイヤが空転してしまうので、掃除の時間が余分に掛かったりモーターやバッテリーに負荷が掛かる原因になってしまいます。
なので、こまめにタイヤ交換をしても安く済む板状のものがおすすめです。
・接着したあとも剥がせる張替え可能の接着剤「セメダイン 貼ってはがせる粘着材BBX」
あったら便利なもの
・アルコール配合ウェットティッシュ
タイヤカスや接着カスの掃除に使用します。後述のパーツクリーナーがある場合は不要です。
・パーツクリーナー
パーツクリーナーの場合はウエスやキッチンペーパーなどを用意してください。
タイヤカスや接着カスの掃除に使用します。前述のアルコール配合のウェットティッシュがある場合は不要です。
・マスキングテープ
接着剤乾燥時に固定するのに使います。
・新聞紙やA4用紙などの捨ててもいい作業用の台紙
張替えのコツ
1.乾燥時間をしっかり取る。
2.乾燥時間の確認の為に作業用の台紙にも接着剤を塗っておく。
3.タイヤゴムの継ぎ目部分の側面にも接着剤を塗っておく。
タイヤのゴムの張替え手順
手順1 タイヤゴムに接着剤を塗る。
タイヤのゴムに接着剤を塗って乾燥させる。
この時、なるべく薄く均一になるように塗ると剥がれるリスクが減ります。
一緒にタイヤゴムのつなぎ目部分に当たる側面にも接着剤を塗っておくと仕上り時につなぎ目が剥がれるリスクが減ります。
また、接着剤の硬化具合の確認の為に作業用に用意した台紙にも少し接着剤を塗っておきましょう。
手順2 ブラーバ側のホイールの掃除
接着剤の乾燥を待っている間にブラーバのホイールの掃除をします。
パーツクリーナーやアルコール配合のウェットシートを使うと接着剤カスが浮くので掃除がしやすいです。
手順3 乾燥の確認
取説の裏側に目安の乾燥時間は書いてあるんですが、それよりも余分に乾燥させた方がいいです。
接着剤が『液状』→『ゲル状』→『ゼリー状』
に変換していくので、ゼリー状になるまで待ちましょう。
薄く塗った場合は説明書の裏書き通りの
40℃ 3分
23℃ 7分
5℃ 30分
でもいいんですが、接着剤を厚塗りしている場合がほとんどなので乾燥時間は目安の1.5倍〜2倍くらいまってから貼り付けをしましょう。
目安は下記の画像の通り指にくっつくけど、接着剤は剥がれて残らない程度に乾燥させてください。
手順4 タイヤの貼り付け
接着剤を塗布した面を触らないように注意しながら貼り付けて行きます。
この時、強く引っ張りながら貼りつけるとタイヤ1周分よりもゴムが伸びてしまい、余ってしまうことがあるので注意しましょう。
コツとしては、引っ張らずに先ず1周巻き付けて、継ぎ目部分がピッタリと合うように周りからゴムを寄せてくるのが失敗が無いです。
最後にしっかりと圧着させましょう。
手順5 マスキングテープをして1日乾燥
ここまでの過程で上手に貼れていればタイヤゴムが剥がれることは殆どありませんが、接着剤が厚塗りだったり乾燥時間が足りない場合は少しタイヤが浮いてしまうと思います。
そんな場合はマスキングテープでタイヤを固定して、丸一日くらい乾燥させましょう。
まとめ
- タイヤのゴムは板状のタイプがコスパがいい。
- 接着剤は薄く均一に伸ばす。
- タイヤゴムの継ぎ目部分にも接着剤を忘れずに塗る。
- 接着剤の乾燥時間は長めに取る。
- ホイールに付けるときはしっかりと圧着する。